この記事は「岡山で不動産投資を行いたいけど、どうしたらいいかわからない」というような方向けに書いています。
この記事を読むことで岡山エリアでの投資についてやってはいけないこと・やっても大丈夫なことをがわかるようになります。
私はこの岡山エリアで10年間、不動産業に従事しています。現在は不動産で独立し、岡山での投資については理解出来ていると存じます★
★CPM(米国公認不動産管理士)が在籍する不動産屋★
「買いたい」
「借りたい」
「売りたい」「貸したい」
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私たちは不動産をロジカルな視点から
お客様それぞれの「想い」にお応えします。
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目次
岡山県:住みやすい地域ランキング 7位
以前、岡山市は移住ランキング1位の都市と言われていました。その理由は「自然災害が少ない」「新幹線沿線」「政令指定都市」などです。
しかし、平成最悪の豪雨、西日本豪雨「平成30年7月豪雨」が発生し、「自然災害が少ない」というメリットは無くなりました。
2017年の移住者地域ランキングでは、岡山県は 7位
- 47都道府県中、7番目
- 西日本で、3番目
- 中四国で、2番目
1番ではないです(笑)
大切なのは「場所と道路」
近年、不動産投資がメディア等でとりあげられており、「利回り20%超え、ボロ物件をリフォーム」などの、高利回り商品がありますが、実際に見に行ってみたら、
- とんでもない場所(需要無し)
- 道路が狭い(4メートル未満)
- 再建築不可(接道無し)
このような物件は「安かろう悪かろう」物件です。
すべてとはいいませんが、
利回りが【高い】ということは、リスクも【高い】ということを頭に入れておいてください。
プロが提案できる岡山でオススメの投資不動産物件とは?
不動産に「絶対」はありませんが、今のオススメ不動産は、
- 電車 徒歩 10分以内 の 居住用・事業用
- バス 徒歩 5分以内 の 居住用・事業用
- 50坪以上の駐車場
- 最上階の区分マンション
居住用・事業用・駐車場など、様々なカテゴリーにわけることができますが、実際には物件を見てみないと、OKかNGかの判断はできかねます。
NGなのは、賃貸用の新築アパート・マンションの建設
日本の人口減少は社会問題ですが、既に、未来の人口予測も発表されています。
データで見て分かるように、人口のピークは2005年であり、今後さらに人口減少が加速します。
さらに高齢化も進み、2025年になれば、100人に30人はお年寄り、2060年になれば100人に40人もお年寄りが増加します。
今後賃貸市場に起こること
今後、賃貸市場に何が起こるか。
- 人口が絶対的に減ってきている
- アパート・マンションの空室率が上がる
- オーナーさんのキャッシュが回らなくなる
- 売却をせざる得ない状況が発生する
これは岡山だけでなく、広範囲のエリアが同様のケースに陥ります。しかし、東京、大阪、福岡の中心部のみは、今後も人口が集まると予想されます。
現代の需要は様々であり、地方都市は、まず、
若者がやりたい仕事が見つからない = 首都圏に仕事が集まる = 東京、大阪、福岡の中心部に引越しする
これはあくまで予想ですが、限られた入居者の中で賃貸オーナーさんはしのぎを削らなければならない時代になりますし、既にその傾向が現場感覚では感じています。
岡山でならどのエリアが投資対象エリア?
そうはいっても、岡山県で生き残れるエリアはあります。
それは、
岡山県で言うと、岡山市、倉敷市のみ
岡山県で言うと、岡山市、倉敷市のみです。
例えば赤磐市、瀬戸内市、津山市などでの投資はNG(人口減少が急速に進んでいるため)。もし、現在所有されているのであれば、売却に手を付けるべきです。(早めに売却をオススメします)
売却してキャッシュを手に入れたら、プラスの資産に買い替えを検討するべきです。(負の資産整理)
電車とバスが絶対に近いところは不動産投資として価値が高い
先ほども少し触れましたが、投資物件としては車社会であろうと関係なく、インフラが強いところが強い。これは昔から同じ考えです。
シェアハウス、シェアカーなど、現代の【資産の共有】の考えが進んだとしても、インフラが整っているエリアが強く、特に、電車・バス路線は人口が集まるものです。
大きく3つあり
- 電車
- バス
- バイパス
この三つが当てはまるエリアは、生き残れます。岡山市でいうと、
- 備前西市駅
- 西大寺駅(大多羅駅もOK)
- 早島駅
上記の駅周辺は人気エリアになります。
岡山市で投資をするなら、オススメのエリアランキング
- 1位:北区(旧市街)
- 2位:中区
- 3位:南区
- 4位:東区
もう少し詳しいエリア内容であれば、学区で見るのがオススメです。理由と詳細はこちらの記事を見てみてください。
結論、「出口戦略」をしっかりしてから不動産投資を!
これまでお話ししてきた内容はあくまで、「現在」の話です。不動産投資の時間軸は極めて長く、1年の場合もあれば、30年もあります。物件ごとに時間の価値は変化していきます。
まずは、所有物件の出口を見極め、出口戦略を考えてから、不動産投資を行うようにしてください。