不動産の仕事をやっていると、本当に様々なことを相談されます。
なかでも一番多いって言っても過言でもない質問内容が
「どのあたりに家を建てたらいい?」
・・・・・・nm・・・・。
結構困ります。笑
コンサルタント泣かせの質問です。
相談されたら「わらならい」とは言えません。
というのも、一概に、このエリアだったら大丈夫という確信はありません。
今は土地相場が上昇していても、2年後、5年後、10年後の市場動向は誰にもわかりません。
しかし、それを見極める方法が唯一あります。
今回はファミリー物件の判別方法をお伝えします。
目次
どのあたりに家を建てるか悩んだ時は、小学校の生徒数の伸び率を見れば良い?!
それは、
小学校の生徒数の伸び率です。
複数年の小学校の生徒数は区役所に行けばわかります。
まっ、今は区役所に行かなくても、市のHPを見ればいつでも閲覧ができます。
なぜ小学校の生徒数の伸び率を見れば、土地の良し悪しが分かるのか?
なぜかというと、
子供の人数が増えれば、そこの世帯数が増えます。
世帯数が増えれば、入居率がUPします。
入居率がUPすれば、市場価値がUPします。
市場価値がUPすれば、人気エリアとして格付けされます。
人気エリアになれば、土地相場がUPします。
土地相場がUPすれば、高所得者が流入してきます。
高所得者が流入すれば、企業が進出してきます。
企業が進出すれば、雇用が増えます。
雇用が増えれば、単身・ファミリー向け物件を建築業者が現れます。
建築業者が現れると建物数が増えます。
建物数が増えたら、さらに人が集まってきます。
人が集まれば、インフラが整います。
インフラが整えば、便利になります。
便利になれば、そのエリアの付加価値が付きます。
いいことだらけやん?って思うかもしれませんが、このスパイラルをもたらしているのは、子供の人数であり、逆少子化のエリアです。
どのエリアの土地・建物を買おうかなやんでいるならまずは市のHPをチェック!
なので、もし、あなたが「どのエリアの土地・建物を購入しようか?」と悩んでいるなら、
まずは、市のHPをチェックしましょう。
※都市計画エリアなら、この法則は当てはまらないかもしれませんが・・・。