この記事は「建売や注文住宅を購入しようと思うけど、どういう家(床・外壁など)がベストなのかわからない。」というような方向けに書いています。
この記事を読むことで、損しない新築住宅を購入でき、より良い生活を維持することができます。
私はこの岡山エリアで10年間以上、不動産業に従事しています。
現在は、
「賃貸管理・仲介」「売買買取・仲介」「テナント誘致」
「定期借地」「リフォーム・リノベーション」
「講師業(宅建)」「不動産コンサル(資産活用)」、
岡山・大阪を中心に「不動産投資」を行っています
★CPM(米国公認不動産管理士)が在籍する不動産屋★
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「借りたい」
「売りたい」「貸したい」
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私たちは不動産をロジカルな視点から
お客様それぞれの「想い」にお応えします。
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目次
床材の「無垢材フローリング」について
今回は床材の「無垢材フローリング」に焦点を当ててみます。
住宅を購入する際、床の色味で、室内の雰囲気が大きく変わるので、家を建てる際、皆さん良く迷われる傾向があります。
また、今回の無垢材に関して、「無垢のフローリングを使って、後悔した!!」という声があったので、これからマイホームを検討される方には、この記事を見ていただいてからマイホーム購入を決めてもらえればと思います。
無垢材フローリングとは?
まずは、無垢のフローリングって何って言われるかもしれませんが、簡単に言うと「自然な木」です。
ただ、メリットとデメリット多くあるのも特徴です。
先に結論を言いますが、無垢のフローリングのデメリットの比重が高いです💦
使用するには、非常に神経を使います。
下記にまとめました。
無垢フローリングのメリット
①自然素材、エコロジー
自然のまま使えば、人工的な有害物質を含まないので人にやさしい素材となります。
また、自然なバラツキがあり、空きの来ないデザインです。
②断熱性、保温性、調湿性、弾力性
無垢フローリングは断熱性や保温性、調湿性、弾力性などの特徴があり、見た目の温もり感やの実際の肌触りが柔らかさがあります。
夏はサラッとした気持ち良い感触、冬は床に感じる冷たさを軽減します。
③長持ち
床の表面が剥がれたりすること少ないので、合板のフローリングより長持ちはします。
④素材の変化を楽しめる
年月が経つほどに自然な光沢が増して、味わい深くなってきます。
■無垢フローリングのデメリット
①気温、湿気、熱で木材が変化する
気温や湿度の変化によって収縮したり膨張したりするので、使用感に注意しなければなりません。
また、熱によって、表面割れなどを引き起こすことがあるので、温風ヒーターやストーブなどの熱にも注意しなければなりません。
②表面が削れると凹凸ができやすい
机、テーブルや椅子の脚で凹みやすいので、必ず荷重のかかる物(モノ)はフェルトキャップや敷板を使用しなかればなりませえん。
③費用が高額
発注先にもよりますが、普通のウッドタイルと比べて、1.3~1.5倍の価格です。
物によっては2倍以上するものもあります。
④雨濡れ・水濡れ
無垢フローリングは水を嫌います。
また、長時間の水濡れは放置は汚れ・変色の原因になるので、色々気を付けなければなりません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私個人の感想ですが、メリット内容がちょっと弱い気がします。
なんとなく、項目が「感覚」の分類に位置しているように感じます。
その反面、デメリットは「現実」的な要素が多いです。
特に「日常的に気をつけなけれなならない項目」が多くみられます。
結果、無垢フローリングは「扱いにくく、メンテナンスがしにくい、高価な床材」。
無垢材のフローリングを使った新築物件を購入したお客様の声ですが、
- 「高価な床の割には、キズがすぐにつく」
- 「今はもう床はキズだらけ」
- 「味が出るっていうけど、できれば、キズのない床の方が本当はいいよね・・・。」
理想と現実は異なるので、無垢のフローリングを使用する際は、十二分に注意して検討することをおすすめします。