私はこの岡山エリアで10年間以上、不動産業界に従事しています。
現在は、「賃貸管理・仲介」「売買買取・仲介」「テナント誘致」「定期借地」「リフォーム・リノベーション」「講師業(宅建)」「不動産コンサル(資産活用)」、そして岡山・大阪を中心に「不動産投資」を行っています★
★CPM(米国公認不動産管理士)が在籍する不動産屋★
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私たちは不動産をロジカルな視点から
お客様それぞれの「想い」にお応えします。
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私たち、不動産業者にとって非常にかかわりのある衝撃的ニュースが入ってきました。
目次
飲食店爆発、死亡男性が入った直後に爆発…店内にプロパンガス充満か
福島県郡山市の 「しゃぶしゃぶ温野菜」 というチェーン店でガス爆発、1名死亡という、悲惨な事故が発生しました。
1度、行ったことあるのですが、店内は半個室で、ゆったり空間。
今回、この店舗では、都市ガスではなく、プロパンガスを使用。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月24日より休業しており、再OPEN前に、7月29日に急きょ、IHコンロに交換するために業者が電気コンセントの設置工事を行っていた。
調べによると、亡くなった従業員が店舗の開錠を行い、玄関前で爆発が起こったとのことで、店内にガスが充満→爆発の流れということである。
A級事故になる可能性があるとこのとですが、そもそも、プロパンガスを使ってる方なんて、五万と存在するのに、「大丈夫なの?」と心配しながら使っているのではないでしょうか。
現に、管理物件の入居者様から「うちのマンションは大丈夫なの?」と連絡がありました。
プロパンガスは本来は都市ガスよりも安全?!
通常、プロパンガスは本来、【無臭】なのですが、ガスの充満をわからせるために、わざと臭いを付けています。
万が一プロパンガスのガス漏れが発生すると、自動制御装置がはたらき、ガス漏れをSTOPさせます。
では、なぜ今回、ガス漏れが感知できなかったのか?
それは、【住宅用】ではなく【事業用】だったことが大きな原因?
と、プロパンガス業者とのヒアリングでわかりました。
【住宅用】ではなく【事業用】だったことが大きな原因
- 住宅用:微々たる漏れも感知できる
- 事業用:使用量が大きいため、小さな数値を感知しにくかった
また、コロナでの一時休業ということも重なり、不運が招いた事故と言えるでしょう。
なので、一般住宅で使われてるプロパンガスによるガス爆発はありえないです。
※しいていうなら、外に置いているガスボンベのいたずらから爆発は考えられるかもしれませんね。
しかしながら、ガス漏れの感知は人間以外にもできます。
そうです。
警報器!!
対策としては警報機が部屋にあるかどうかを確認
まずは警報器が部屋にあるかどうかの確認をお願いします。
本来は
- キッチンにガス用の警報器
- 寝室に火用の警報器
賃貸住宅なら、オーナーさんに確認してもらってください。
※設置義務はありますが、罰則がないため、設置していない家もあります。
設置していなかったら、Amazonでもどこでもいいので、速攻買って取り付けましょう。
【都市ガス・プロパンガス】ガス警報器
※都市ガスでもプロパンガスでもとちらでもOKです。
最後に
ガス漏れで亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。
とともに、このような事故を教訓にして、今後の再発防止と対策を不動産業者も協力していきます。