賃貸管理物件、全国NO,1の大東建託が運営している子会社、大東エナジーが小売り電力から徹底しましたね。
そもそも、小売り電力のスキームを知らない方も多いはず。。
電力というのは国が定めた数値を常時確保しなければいけないので、
予備で余剰電力を確保しています。
その余剰電力を小売り電力会社が購入し、エンドユーザーに安価に提供しています。
目次
なぜ大東エナジーは撤退したのか?
確実にもうかるのでは?という声もありますが。
大東エナジーは撤退しました。なぜ?
1.リスクが大きい
大東エナジーは余剰電力を一社で購入していました。
通常の電気小売業者は、いくつかの業者が集まって、共同購入しているケースが多いです。
2.商品が予想以上にさばけない
大東建託の物件はワンルームが多く、あまり電気を使わない方が多く、おもったより、電力をさばけなかったのでしょう。
3.2、3月に手続きが集中するため、それをさばけない
賃貸市場の繁忙期が1-3月で、かたまって電力の切り替えをおこなわなければなりません。
しかし、実際のところ、手続きのミスや切替ができていない、など、トラブルが発生していました。
今後、小売り電力会社が撤退する可能性があるかどうか。
答えは、YESで、大東エナジーを同じスキームで行っていれば、可能性が高くなるでしょう。
大手が撤退するということは、リスクがあるということ。
事業は常にリスクと隣り合わせです。
やり方次第で、大東エナジーはV字回復できていたかもしれませんね。