私の友人から突然電話があり、「ちょっと、知ってる人から不動産でちょっと難しい相談あるんやけど、相談乗ってくれへん?まとまらんかもしれへんけど。」とのこと。
ということで緊急でその方からヒアリングすることになりました。
目次
クライアントからの要望
- 1.今年中に離婚をする
- 2.慰謝料の請求をしている(何があったかは、聞かないように・・)
- 3.県外に相続で取得した、戸建賃貸物件を所有中
- 4.仕事は非正規雇用(40歳オーバー)
- 5.しかし、現在、病気により、休職中
- 6.貯金けっこう有り(個人情報の関係で具体的数値出せず)
離婚協議中だが、家を購入したい
現在、離婚協議中だが、まもなく、離婚が成立する。
今までは、旦那が一流企業へお勤めだったこともあり、金融機関も一つ返事で融資をひぱってくることが可能だったが、離婚となると、そうはいかない。
今は別居中で賃貸住宅にお住まいとのことで、その支払いは半年間だけ、旦那が支払い、その期日が過ぎると奥様が引き継ぐとの話になっているので、それまでに、1LDK~2LDKぐらいのマンション部屋を購入して、そこで最後を迎えるとのこと。
だったら、早いほうがいい!とのことで、今の話に至る。
問題はただ一つ、融資を受けることができるかどうか
融資が引っ張ってこれるかどうか、ただそれだけ。
ここは、金融機関に色々と作文を書かないと、通らないですね。
解決策が3つ
1.親から相続した戸建の固定資産税の評価証明を出す
県外に親から相続した一戸建てがあるので、その物件評価を行う。
そのためには固定資産税評価証明書を取得し、次の融資の担保になるか判断する。
2.フラット35を使う
銀行の場合、所得証明書or給与明細直近3ヶ月分を要求してきます。
しかし、フラットなら、1ヶ月の給与をベースに考えるので、とりあえず、どこかに復帰して、1ヶ月分MAXの給与明細をもらうまで頑張る。
3.大きくもなく小さくもないCランク・Dランクの銀行にお願いする。
このクラスの融資ははっきりいって、銀行からすると、「超小物」になるので、あまり相手にされないことが多いです。
なので、お願いする銀行のノルマ(目標)規模を換算し、「支店」選定とそれと同等の金融機関の「支店」を競合させることが重要になってきます。
メガバンクと地銀で競合させても意味がないので(笑)
最後に
他にも色んなコンサルティング案件を行っております。
不動産でわからないこと、誰に聞けば良いかわからないということがありましたら、是非ご相談ください。