目次
- 1 はじめに|その空き家、本当に“負動産”ですか?
- 2 再生⑧:売れない土地 → 分筆+貸倉庫+駐車場でダブル収益
- 3 再生⑨:自治体から指導された空き家 → 補助金で解体!
- 4 再生⑩:相続トラブルの実家 → 分筆と持分買取で売却完了
- 5 再生⑪:昔の店舗付き住宅 → レンタルスペースに再生🏠
- 6 再生⑫:急逝した親の家 → 荷物撤去&リフォームで高値売却📦
- 7 再生⑬:借地権のみ残る物件 → 底地整理で現金化💡
- 8 再生⑭:再建築不可の古家 → 投資家向けに即売却📉
- 9 再生ストーリー⑮:高齢者が住んでいた賃貸 → 福祉住宅へ転換🏥
- 10 再生⑯:ゴミ屋敷状態の相続物件 → 片付け+DIYで早期売却🧹
- 11 再生⑰:水回りが古すぎるマンション → 配管提案で資産価値UP🚿
- 12 まとめ
はじめに|その空き家、本当に“負動産”ですか?
放置された不動産=負動産(ふどうさん)
そう思い込んでいませんか?
今回は事例集パート2です。
まだパート1を見てない方はこちらから↓
【完全保存版】放置された不動産が“月12万円の家賃収入”に!?「24の実例」で学ぶ、不動産の再生術🔥パート1
再生⑧:売れない土地 → 分筆+貸倉庫+駐車場でダブル収益

✅ 放置状態
土地の面積は広いが、用途が定まらず売却も賃貸も決まらない。
毎年の草刈り代が地味に出費…。
🛠 再生ストーリー
分筆して2つの用途に使い分け!
・A区画:月極駐車場(3台)
・B区画:コンテナ倉庫を設置し月貸し
ニーズが異なる2軸の活用で、空きリスクを回避しつつ安定収益を確保。
💰 成果
- 分筆+整地費:約90万円
- 倉庫設置:約180万円(業者提携で設置)
- 駐車場:月1万円×3台
- 倉庫貸し:月7万円
- 合計収入:月10万円(年間120万円)
🔑 ポイント
「売れない」=「活用できない」ではない!
分けて、貸して、稼ぐという発想がカギ。
再生⑨:自治体から指導された空き家 → 補助金で解体!

✅ 放置状態
相続放置されたまま外壁が崩れ、近隣から通報→行政指導。
このままでは強制解体&費用請求の危機!
🛠 再生ストーリー
すぐに行政に相談し、「空き家解体補助金(最大50万円)」を申請。
期限内に工事を終え、税制面でも「固定資産税減額」対象に!
将来、更地として駐車場 or 売却計画へ転用。
💰 成果
- 解体費:約150万円 → 補助金で実質負担70万円
- 税金軽減:固定資産税 約5万円→2万円に
- 駐車場化予定で収益化見込みあり
🔑 ポイント
行政指導=ピンチではなくチャンス!
補助金制度を使えば、負担は軽減できる。
再生⑩:相続トラブルの実家 → 分筆と持分買取で売却完了

✅ 放置状態
兄弟3人で相続。誰が住むか、売るか、貸すかで意見が割れて5年放置。
維持費だけが家計を圧迫…。
🛠 再生ストーリー
・第三者の司法書士を間に立て、冷静に相続人を取りまとめ
・一部相続人に持分買取(買取業者利用)
・弊社が分筆+一括売却プランを提示
話がまとまり、ついに売却成立!
💰 成果
- 分筆+登記費用:約35万円
- 売却価格:1,480万円 → 相続人で均等分配
- 毎年の維持コスト(約10万円)をようやく解消
🔑 ポイント
相続放置は“時間の損失”。
専門家を活用すれば、冷静に「解決の筋道」が見える。
再生⑪:昔の店舗付き住宅 → レンタルスペースに再生🏠

✅ 放置状態
かつて家業を営んでいた店舗付き住宅。
お店は閉店、住居部分も空き家化し、築40年超で見た目も古く、買い手がつかない状態。
🛠 再生ストーリー
思い切って1階店舗部分だけをリフォームし、時間貸しのレンタルスペース(会議・教室・マルシェ等)として運用。
初期は近所のハンドメイド作家やピアノ教室などで週に3〜5回の稼働を実現!
💰 成果
- リフォーム費用:約120万円
- 登録サイト(スペースマーケット等)で集客
- 月間収益:約5〜7万円/月(年間60万円超)
🔑 ポイント
住宅×商用の“ハイブリッド化”で収益源を再生。
地域ニーズにマッチすれば、広告ゼロでも回る!
再生⑫:急逝した親の家 → 荷物撤去&リフォームで高値売却📦

✅ 放置状態
親が急逝し、家具・衣類・雑貨すべてが残った状態の空き家。
見に行く気にもならず、3年放置されていた。
🛠 再生ストーリー
信頼できる片付け業者に依頼し、残置物すべて撤去(約5トントラック)+クリーニング実施。
その後、不動産会社の提案で水回り+内装リフォームを実施し売却へ。
内見者が感動するほどきれいな仕上がりに。
💰 成果
- 撤去費用:約35万円
- リフォーム費用:約120万円
- 売却価格:1,580万円 → 当初想定より+300万円の高値
- 費用差し引いても大幅な黒字に
🔑 ポイント
「汚い=売れない」は避けられる。
見た目+清潔感の改善で、購入希望者の心理が激変する。
再生⑬:借地権のみ残る物件 → 底地整理で現金化💡

✅ 放置状態
祖父母から相続した土地が借地権のみという状態で、
建物も古く、「どう活用すればいいかわからない」と長年放置。
🛠 再生ストーリー
弊社が他所有者との連絡係となり、
- 地主と交渉して底地を買い取り
- 借地+底地の「完全所有権化」
- その後、実勢価格で再販!
実は「借地権だけ」でも価値があり、交渉力しだいで大きな資金化が可能。
💰 成果
- 買取交渉:約80万円(地主との合意)
- 全体売却価格:880万円 → 手残り約750万円
- 数年間の維持費から解放!
🔑 ポイント
「ややこしい権利関係」は整理すれば“宝”になる。
プロのサポートで一気に活路が見えることも。
再生⑭:再建築不可の古家 → 投資家向けに即売却📉

✅ 放置状態
接道の問題で再建築不可。
建物は老朽化し、誰も住まず、売却すら敬遠されていた。
🛠 再生ストーリー
地域で「再建築不可でも収益を狙う投資家」に絞って販売戦略を変更。
・利回り重視
・古家のまま賃貸に出すことを前提
・将来の転売も見据えた価格設計
物件の“弱点”を強みに変えて売却成功!
💰 成果
- 売却価格:430万円(築50年・再建築不可)
- 当初想定は300万円以下 → 上乗せで成約
- 年間維持費(固定資産税+草刈り)から完全脱却
🔑 ポイント
「ダメ物件」ではなく「プロ向け物件」に切り替える発想。
再建築不可でも活用ニーズは存在する。
再生ストーリー⑮:高齢者が住んでいた賃貸 → 福祉住宅へ転換🏥

✅ 放置状態
単身高齢者が住んでいた賃貸物件。
退去後は設備も古く、部屋も狭いため、なかなか次の入居者が見つからなかった。
🛠 再生ストーリー
弊社が介護関連会社と連携し、
- ユニットバスを撤去しバリアフリー化
- 手すり設置+家具付きで高齢者向け物件に転換
- 地域包括支援センター経由で入居希望者とマッチング
空室から3ヶ月で福祉入居者が決定。行政の支援も受けられた!
💰 成果
- 改修費用:約90万円(補助金対象)
- 月額家賃:5.5万円(年間66万円)
- 福祉対応により長期入居が見込める
🔑 ポイント
ターゲットを変えると、活かせる物件も変わる。
高齢者向け住宅は今後さらに需要増!
再生⑯:ゴミ屋敷状態の相続物件 → 片付け+DIYで早期売却🧹

✅ 放置状態
相続した築35年の一戸建てが、元住人の荷物で“ゴミ屋敷化”していた状態。
他の不動産会社も内見不可レベルで、ずっと買い手がつかず放置。
🛠 再生ストーリー
清掃業者を呼び、ゴミ・荷物をすべて撤去(2トントラック6台分)。
その後、壁紙・床材をDIYで張替え+アクセントクロス追加。
“レトロ+手直し物件”として、若いファミリー層へ訴求。
掲載から1ヶ月で即売却!
💰 成果
- 片付け費用:約28万円
- DIY材料費:約5万円
- 売却価格:980万円 → 相場の約90%で成約
- 諦めていた物件が大変身!
🔑 ポイント
「手をかける=売れる」ではない。
「売れるラインまで整える」ことで、可能性は広がる。
再生⑰:水回りが古すぎるマンション → 配管提案で資産価値UP🚿

✅ 放置状態
昭和のマンションで配管から錆水が出るレベルの老朽化。
オーナーも「リフォームしても売れない」と放置していた。
🛠 再生ストーリー
水道配管の水回り関連がとにかく老朽化!
高額な費用になることはわかっていましたが将来価値の初期投資として、共用部+専有部の配管改修提案を実行。
オーナー個人としてはユニットバスとキッチンを最新に交換。
見違える清潔感により、資産価値評価もUP!
💰 成果
- 改修費用:約780万円
- 査定額:改修前:1,350万円 → 改修後:2,280万円
- 貸しても売っても強い物件に
🔑 ポイント
「古さ」はリスクではなく“改善余地”。
買い手の不安要素を潰せば価値は自然と戻る。
まとめ
パート2、いかがだったでしょうか?
不動産は大きな収入を生む傍ら、当然リスクもございます。
長く付き合っていくために、最初のプランニングが非常に重要です。
次回は【パート3】複雑な相続から大きな利益が得られた事例を紹介しますね。
お楽しみに!。