エンドユーザーからこんな声がありました。
「なんでSUUMOっていう不動産会社はないんですか?」
「なんで、○○(緑の看板)の不動産屋は物件の紹介はしてくれるのに、物件の詳しいことは知らないんですか?」
私はこの言葉を聞いて、完全にエンドユーザーの立場になれていないことに気づきました。
目次
一般のエンドユーザーから見た不動産会社
そもそも、エンドユーザーからしてみると、
HPで検索する→A物件=その会社が物件を所有している
といった、当たり前のことなのだが、
実際は異なります。
ポータルサイトで不動産会社が物件を掲載し、そこの問い合わせをしたエンドユーザーが指定の不動産会社へ伺うor現地集合する。
また、「○○のアパマンショップです」といった、FC店ならではの意味の分からない窓口の電話内容。
エンドユーザーはアパマンショップがたくさんの会社で成り立っているなんて、知らないし、知ったこっちゃない。
そもそも、アパマンショップやピタットハウスなどの、FC店があって、なぜ、一部でFCに加盟していない不動産会社があるのか。
FCに加盟するメリット・デメリットとは?
FCに加盟するメリット
1.集客拡大
一番の目的は知名度です、知名度が上がることによって集客が拡大します。
2.ノウハウ
加盟すると不動産のノウハウを一気に獲得できます。
習得するのは個人の裁量よりますが笑
FCに加盟するデメリット
1.FCに入ってしまうと、自社の名前が消えてしまう
「○○会社です。」といっても、
エンドユーザーからすると、
「えっ?アパマンショップじゃないんですか?」
と言われることもあります。
自分の会社であるようで、ないような状態です。
2.他の会社が自社の評判と落とす
FCに入っているダメな会社がいると、自分の会社のブランディングにもマイナスになってきます。
これは切っても切れないデメリットです。
3.営業方法がFCのやり方になってしまう
どうしても、このツールを使いたい!と思っても、そのFC独特のツールややり方があります。
4.加盟料
どの看板を掲げるかで毎月のコストが変わってきます。
地域によっても異なりますが、
断トツでアパマンショップが高額です。(ここでは金額はお伝えできません笑)
もちろん、加盟審査もありますが、
普通の不動産会社なら、十分にペイできるだけの集客・売上を見込めるでしょう。
中には、FCに加盟している不動産会社がFC看板をおろして、自社ブランドで勝負する形態もあります。
FCの名前が大きくなると、自社の名前も大きくなる。
例えば、
クラスコさんも元はアパマン(今も、加盟はしているが、看板はクラスコですね)
最後に
結局は
戦術と戦略です。
どうやって、事業を成り立たせるか。
永続して発展させるためには、何をすればよいのか。
時代に合った事業展開をしなければ、生き残れない時代です。