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不動産業は、真夏と真冬は体に堪えます。

内見の際、特に「賃貸物件」に内見の際、３割程度は空室物件のブレーカーが完全に落ちており、室内の暖房器具を使うことができません。

真夏は汗だく、真冬は底冷え。

正直、早く帰りたくなります。

ただ、電気が使えれば、こっちのものです、。

大体の部屋にはエアコンが設置されているので、即エアコンを付けます。

しかし、「これってエアコン以外の暖房器具だったら、どれくらい温まって、どれくらいの電気代がかかるのかな～」って考えることになり、この記事を書くことにしました。

この記事は、実際に案内時に暖房器具を使い、どれが良かった種類別のランキングをしていきたいと思います。

皆さんも、是非参考にしてみて下さい。

ルール

• 五段階の「☆」で評価していきたいと思います。
• 光熱費は１つの空室につき、暖房器具１つを使っているので、その器具の電気代しか要していません。（室内シーリング代は除く）
• 地域によって電気単価が異なるので、金額は不明記。
• あくまで個人の感想です。
• 案件でも何もないので安心して見てください。

今回は最初に暖房器具種類別の評価シートを張っておきます。

総合コスパ

１位：エアコン

• 暖速　　　　：★★☆☆☆
• 暖広　　　　：★★★★★
• 光熱費　　　：★★★★★
• 安全性　　　：★★★★★
• 総合コスパ　：★★★★☆

今回の検証で色々試しましたが、エアコンが一番コスパが良かったです。

何よりも、電気代が一番安い。

都市伝説で、「２４時間エアコンを連続で使った方がスイッチをON/OFFを繰り返すよりも安い」っていう話がありますよね。

実際、室内にいる時間が増加している昨今、連続使用する時間も増えています。

このように、長時間使用する場合は、断然エアコンがお得です。

唯一、エアコンのスイッチを入れてからは少し時間を要すのが欠点ですが、家に帰ってエアコンのスイッチを入れて、手洗いうがい、着替え、その他もろもろのことをやっていたら室内はあったかくなるものです。

もちろん、部屋の大きさによってエアコンの容量を選ぶ必要があります。

最近の白物家電はどんどん値上がりしているので、早めに設置をすることをお勧めします。

【おすすめ商品】

エアコン [2.2 kW]【約6～8畳用】

ネットで購入して、近くの電気屋に言えば、場所にもよりますが、取付工事15,000円～20,000円でやってくれます。

値上がりする前に注文しておいた方がいいですね。

２位：ガスファンヒーター

※写真お願いします。（フリー素材がなくて）

• 暖速　　　　：★★★★★
• 暖広　　　　：★★★★☆
• 光熱費　　　：★★★☆☆
• 安全性　　　：★★★☆☆
• 総合コスパ　：★★★☆☆

名前の通り、こちらの器具は「都市ガス」や「プロパンガス」が火力になっています。

こちらの器具を使う際には専用のガスコンセントが必要になってくるのですが、

法改正があってから、集合住宅にも取り付け可能になり、近年はガスファンヒーターを使用する方が増えました。

賃貸物件を探す条件として、「ガスコンセント付き」と言われる方も増えました。

もちろん威力はエアコン以上！

速暖は３秒。

広域に温めてくれます。

【おすすめ商品】

リンナイ SRC-365E [ガスファンヒーター (都市ガス用/木造11畳・コンクリ15畳まで)]

器具自体も、３万円以下に抑えることができるので、コスパいいですね！！

最近は電気代もガス代も高騰しているので、即温まりたい人はエアコンよりガスファンヒーターをお勧めします！！

【おすすめ商品】

【都市ガス用（12A/13A）】ノーリツ ガスファンヒーター

こちらは都市ガス用のガスファイヒーターになります。

暖力も強く、安全面も自動STOP機能付き。

３位：セラミックヒーター

※写真お願いします。（フリー素材がなくて）

• 暖速　　　　：★★★★★
• 暖広　　　　：★★★☆☆
• 光熱費　　　：★★★☆☆
• 安全性　　　：★★★★★
• 総合コスパ　：★★★☆☆

こちらは一昔前は性能があまりよくありませんでしたが、近年は性能がグッと上がり、暖速も上がり、安全性も上がり、それと同時にコスパも上がりました。

今、一番使ってる暖房器具です。

しかし、あくまで、こちらは、エアコンを使用しつつの「補助器具」です。

セラミックヒーター単体では寒冷地だと少し厳しいかと思います。

暖広がそこまでカバーできません。

しかし、芯から温まるので、エアコンはどの家庭でもあると思われるので、持ち運びができるセラミックヒーターを購入すれば、この冬は安心です。

【おすすめ商品】

アラジン グラファイトヒーター CAH-2G10A(G) H695×W588×D350mm

• パワー切替ダイヤル式
• 発熱体：グラファイトヒーター
• 安全装置：二重安全転倒オフスイッチ(光センサー式)
• 高性能グラファイトヒーター使用で瞬間暖房を可能に！
• 首振り機能
• タイマー設定機能(ダイヤルで表示) 設定時間(30分から最大8時間 ※30分刻みで設定)
• チャイルドロック機能
• 縦横回転機能

この縦横回転機能が画期的ですよね！

実際に使ってみて、本当に使いやすくて何よりもすぐに温まります。

【おすすめ商品】

アラジン(Aladdin) 電気ストーブ 遠赤グラファイトヒーター

1人や洗面所などに設置すると使いたいときだけ、即暖できるスマートな商品です。

オシャレなデザインなので、インテリアとしてもカッコいいですね☺

４位：オイルヒーター

• 暖速　　　　：★★☆☆☆
• 暖広　　　　：★★☆☆☆
• 光熱費　　　：★★☆☆☆
• 安全性　　　：★★★★★
• 総合コスパ　：★★☆☆☆

オイルヒーターの特徴としては、

一言でいえば、「小さな部屋にピンポイントで温かくしてくれる」

なので、トイレや小さな子供部屋には最適です。

もし購入するなら「ファン付」をお勧めします。

ファン未搭載のものは、部屋全体がなかなか温かくならないです。

【おすすめ商品】

アイリスオーヤマ ヒーター オイルヒーター 1200W 8畳

圏外：石油ファンヒーター

こちらに関しては、様々な意見があると思います。

まず、今回のランキングにおいて「コスパ」を重視しています。

一般家庭で石油ストーブを使用する際は、
「ガソリンスタンドGO→石油を購入→石油タンクを持って帰る→ファンヒーターに補充」

この一連の流れがそもそもコスパが悪いので、今回はランキング外にしています。

もちろん、今回ご紹介した暖房器具の中では、暖房出力が高いです。

しかし、毎回、石油を補充すること、石油を持ち込む危険性、石油の臭い等を考えた場合、圏外になりました。

石油ストーブを利用されている皆さんを否定しているわけではないので、いちようおすすめ商品をご紹介いたします。

【おすすめ商品】

コロナ CORONA 石油ファンヒーター

威力も機能も充実しています。

安全装置もタイマー機能も何よりも十分な暖力があります。

石油ストーブも様々なメーカーさんがありますが、私は圧倒的にCORONAさんですね。

80年以上の歴史があり、ここまで暖房器具に特化した企業さんは珍しいです。

検証外：セントラルヒーティング

すいません、今回はセントラルヒーティングは試していません。

私自身、オーストラリアにいた際、どこの家庭にもセントラルヒーティングがあったのですが、最初、「これは何をする機械なのか？」と思ったぐらい、不思議な器具でした。

海外でよく見かけますが、特にヨーロッパはどこの家庭もセントラルヒーティングを採用しており、主に窓の下の壁に取り付けられ、窓からの冷えた空気を暖め、部屋全体に循環させる仕組みになっています。

また、日本の住宅と比べ、海外の家は断熱性・気密性が高く、窓からの空気を暖めれば部屋全体が十分暖かくなります。

日本はエアコンを使うのが主流ですが、海外はあまりエアコンを設置していない家庭が多いです。

そういった意味でも、火力や電気を一切使わないので、海外は本当にエコを先取りしています。

まとめ

いかがだったでしょうか？

今回は種類別にご紹介しました。

場所や箱の大きさ、用途によって使い方が変わってくると思います。

実際に使ってみて、エアコンは必須だし、3位のセラミックヒーターが補助器具としてあれば、

「特段、困らないかな～」と個人的に感じた検証でした。

みなさんはこの冬、どのように乗り切りますか？