土地や住宅を購入・取得したり、住宅を賃貸した場合には、どのような税金がかかるか。
今回は数回に分けて、それぞれの税金について注意点などを説明します。
①印紙税
【契約書を交わすときの税金】
土地や建物を購入するときには、売買契約書を取り交わしますが、契約書には必ず印紙を貼り、建物の請け負うい工事契約書や住宅ローン等の借用証書(金銭消費賃借契約書)等にも印紙を貼り、消印をします。
これが印紙税の納付です。
売買契約書は通常2通作成し、売主と買主が保管することになりますが、この2通の契約書にそれぞれ印紙を貼らなければなりません。もし、どちらかの一方の契約書に印紙を貼らなかった時は、売主と買主が連帯して納付する義務を負うことになりますので注意してください。借地権の設定、または譲渡に関する契約書、建築請負契約書の場合も同じです。